本屋さんに行く

 休日に本屋さんに行こう。最近読んだマンガの影響で、本屋さんに行きたい。未知の本にベタベタ触りたい。

 昔は毎日本屋さんに行っていたのに。会社の昼休みに、帰宅途中に。

 頂いたお給料の1/3は本屋さんで使っていたと思う。そんなに高給取りではなかったけど。

 本を買わなくなった訳では無く、買い方が変わった。Amazonでポチり、出来ればKindle版で買う。本当は立ち読みして、感触も確認して購入したい。しかし本棚は有限だし、年齢的に再度読み返す自信が無いから。

 もちろん、昔ほどお金もかけられなくなった。それでも、久々に本屋さんに行くからには条件を設けて訪れてみようと思いついた。

1.本屋さんで気になる本を探す
2.触って開いて内容と手触りを感じてみる
3.それで心が止まった本は全部買う

 初めて行く郊外の中型書店、一時間半位探検した。残念ながら、そんなに自分の好きな感じの本屋さんではなかった。良くも悪くもマニュアル通りと感じてしまった。棚担当者の心があまり感じ取れなかった。

 おすすめ本は本部や問屋さんから来た広告を貼ってあるだけ。棚の本も近いジャンルに重複してささっていたりが多いなと思った。積んである本はどこかで見たランキングと同じような本。

 棚担当者の「この本を読んで欲しい」という思いが溢れる本屋さんが好きだ。賛否あるけど、ヴィレッジヴァンガードの本コーナーは、この本を読めという担当者の怨念があふれ出ていて好きだ。

 その店オリジナルのポップが無かったり、無難なラインナップの平積みは、いろいろな理由があるのだろう。すこし、さみしい。

 本屋さん探索が楽しくなかった訳ではないのです。結果として8冊の本を買った。12,000円位だった。

 読んでみて記録を残したくなったら、感想文を書いておこうと今は思っている。

 追記

7/6
 3冊読んだ。1冊は学びを得られなかった、残念。

作成者: いわみ まこと

肉体労働者。趣味は心身操作の探究と実践、読書とゲームと衝動買い。